秋期特別展「よみがえる飛鳥の工房-日韓の技術交流を探る」
開催日: 2018年10月5日 ~ 2018年12月2日
開催場所: 飛鳥資料館

ガラスルツボと鋳型原料 (c)奈良文化財研究所

 飛鳥寺の東南にあった近世の溜池「飛鳥池」の池底から、飛鳥時代の工房の遺跡がみつかったのは1991年のこと。その後、美術館建設に先立ち、奈良国立文化財研究所(当時)が発掘調査を行ったところ、さまざまな遺物や膨大な廃棄物層、多数の炉跡などが次々とみつかり、これまでに前例のない古代の総合工房遺跡であることがわかりました。
出土した8000点近い木簡の中には、舎人皇子や大伯皇子(皇女)、穂積[皇子ヵ]、詔小刀と書かれたものがあり、飛鳥池工房遺跡が飛鳥の宮廷や古代国家を物質面で支えた一大工房群であったことを物語っています。
近年、韓国でも生産工房の調査が進み、飛鳥と百済におけるガラスの生産技術や金銀の加工技術、銅製品の鋳造技術などの類似性や親近性が明らかになりつつあります。
そこで、今回の展覧会では、膨大な出土品の中から、日韓の文化交流や技術交流の実態を示す金銀やガラス、銅製品などを中心にご紹介します。奈良文化財研究所が実施して来た発掘調査の中でも白眉と言うべき飛鳥池工房遺跡の調査研究の成果と、日韓共同研究の成果をご覧ください。

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